弔いの遺跡
葬祭殿はファラオが亡くなった時に葬儀を執り行なう為に建造され、王の再生・復活が祈られる神聖な場所です。
ラムセス二世や三世、セティ一世などの葬祭殿も一部が残っていますが、
王家の谷から近い 『 ハトシェプスト女王葬祭殿 』 は荘厳・秀麗、見事な建造物でした。

左は葬祭殿のオシリス像
女王は、クレオパトラ7世を除くと
エジプトで唯一の女性のファラオで、
残された壁画では付け髭をした男装の姿をしており、
長い間男性と思われていたそうです。
夫の遺言で側室の息子トトメス3世が王位を継承したが、トトメス3世が幼かったこともあり、共治王として実権を握ったらしい。
自らの女性の姿を変えてまで、
ファラオになろうとする野心家であったのか、
それとも幼いトトメス3世のために、
平和で豊かな国を作ろうとしたのか。
しかしトトメス3世は王位を奪った女王を幼い頃から憎み、後に実権を手にすると、女王の痕跡をことごとく削り取り、
王名表からはその名まで消し去ってしまいました。
断崖絶壁を利用して造られた3階建ての葬祭殿は、側近の「センムト」が設計をしました。 ( 愛人であったとの噂もある )
3階のそれぞれのテラスを真ん中の大きな階段で結ぶ、現代にも通じるモダンな造りです。
岩山の向こうには王家の谷があり、葬祭殿と岩山は王家の谷を隠す衝立のような役割もしていたらしい。

今から11年前、この葬祭殿の広場に待ち伏せしていた「イスラム原理主義過激派のテロリスト集団」の襲撃によって、
日本人10名を含む62人が亡くなるという悲しい事件が起きました。
亡くなられた日本人の中には新婚旅行の4組が含まれていたことから、更に痛ましさがつのりました。
テロリストは外国人観光客ら200名に向けて無差別に銃を乱射し、銃弾がなくなると短剣で襲ったという。
今回の旅では、どこの遺跡でもセキュリティーチェックがあり、銃を持った警官が警備をしてましたが、
この葬祭殿のような、さえぎるものがない広い場所で、しかも断崖が壁となり逃げ場がない場所では、
少なからず惨劇を思い起こして怖い気持ちになりました。
ーーーー恒久の平和と犠牲者の魂が安らかなることを祈って、合掌

こそっと撮影したおじさんの、この横顔がよかったの。。。
でも見つかっちゃってね、後で
ポーズをとった写真を撮らされました、笑

人懐っこくて明るく元気な子供達。どこの国でも子供達の笑顔には救われます。
君たちが大人になっても、まだテロはあるのかな

2階のテラスから3階への階段。
2階には、ハトホル女神の礼拝堂やハトシェプスト誕生伝説のレリーフがありました。

3階にオシリスの柱が並んでました。このポーズはあちこちで見かけましたね〜!
神話では、オシリスは弟のセトによって謀殺され、遺体をバラバラにしてナイル川に捨てられたそうな。
妻のイシスはその遺体を拾い集め、魔術を駆使して復活させます。( すごいぞイシス )
復活したオシリスは冥界の王として君臨し、再生復活を司る神様となりました。
イシスはオシリスの妻でもあり実の妹でもあるのですが、オシリスとの間にホルスを産み、
ホルスはセトをやっつけて父の敵をうち現世の王となりました。
( 古代エジプトでは、兄弟や親子で結婚するというのはよくある話げな・・・げげっ! )

3階の断崖に面した岩窟至聖所のレリーフ

暑さも最高潮!!まるでドライサウナに入っているような状態で、汗をかいてもすぐに乾きます。
ここではあまり気持ちが入らないまま、葬祭殿を後にしました。^^;

次はお買い物です。エジプトのお土産物といったら、先の香油や香油瓶、パピルス、
そして 『 貴金属 』 です〜\(^o^)/
たぶん、どんなツアーでも契約店に連れて行かれるんでしょうね。
エジプトの貴金属が安いのか高いのかは知りませんが、エジプトらしいデザインのものがありました。
アンクやカルトゥーシュのベンダントトップが人気で、自分の名をヒエログリフで刻印してくれます。
旅行前には、ある程度日本の商品や、金の相場を調べてから行くといいかもしれませんね。

私はお買い物する予定がなかったので、店のおにいちゃん達と怪しい英語でおしゃべりしながら、
日本語を勉強したいらしいので、怪しい日本語を教えてあげました。へへへ
この後、休憩をとってから東岸の神殿観光です。
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Posted by bali55 at 12:05
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海外旅行
何となく、でも、2枚目の写真を見て"ここが昔の事件の場所"と解りましたよ。
結構 ショッキングでしたもんね。
エジプトに行きたい!!の私でしたから・・・。
ニュースの一場面でここが出てたのを思い出しました。
baliさんは、
昔の事でも、"もしも今・・・昔の様な・・・"と少し不安になりませんでしたか?
私は気にしそうです(+_+;)
>bubu.t さん、こんばんは〜★
バリ島で2回のテロがありましたが行きましたよ〜、
クタの慰霊碑も見てきました。宿泊は事件のあったジンバランでした・・・^^;
アメリカのテロの直後にグァムで友人の結婚式の予定でしたが、
それはさすがに行けませんでした。
やっぱり気になりますよね、日本人には理解できないお国事情ですもん。
でも、ハトシェプスト女王葬祭殿で銃を持って警備してた警官さんは、
とてもフレンドリーで楽しい方でした。少しテロの記憶が遠くなってきてるのかな。
忘れた頃にという言葉もあるから、なんとも言えないけど、
テロの脅威はエジプトだけでなく、アメリカにもヨーロッパにも、アジアにも、
身近なところにもあるかもしれないし、私はもう充分に生きてきたし・・・かな(^v^)
私は恥ずかしいけどこの事件のこと知らなかったんです。
こんな美しい場所でそんな痛ましい事件があったと知り愕然としました・・・
美しい風景やにこやかな子供達の顔を見ながら
テロや戦争のない世界になって欲しいと願いました。
日本でも何で?と首を傾げたくなるような事件が各地で起こっているので
悲しくなりますね。
>かのかさん、こんばんは〜★
この事件のとき、新婚さんが四組いらしたんだけど、
被害者の中に、重体か重症かで帰国した男性が新婚の方だったんですよ〜、
たぶん新妻は亡くなられてたと思うけど、
とてもお気の毒でね〜、マスコミも騒いだと記憶してます。
テロでなくても、日本のあちこちで変な事件が増えてきましたよね。
昔からすると信じられないような犯罪ばかりで悲しくなります。
命の尊さはどこに行っちゃったんでしょう!
葬祭殿とてもきれいな建造物ですね。
ここでも真っ青な空の色、エジプトは空の色がきれいだけど、暑い国は空がきれいなのかな。
よく他県の人が宮崎は空の色が違うと言うから同じかなと思って^^;。
ここでテロがあったんですね・・・。
覚えているようないないような、その時のお気持ちを思うと胸が痛くなりますね。
怪しい日本語とは何を教えてきたのでしょう(笑。
ばりよか〜とかですか?。
下のコメントからですが、そのような言葉が流れるんですね。
日本でいえば5時のか〜ら〜すの音楽かなぁ。
>ユミさん、宮崎の抜けるような青空と似てると思いますよ〜★
きっと暑い地方は空気が違うんじゃないかしらね(*^^)v
エジプトはほとんど雨が降らないから、雲もまったく姿を見せなくて、青一色の空でした。
カイロ市内は排気ガスとスモッグで空も汚れてたけど、
アブシンベルやルクソールの空はきれいでした〜、お月様も星もきれいでした♪
怪しい日本語ね、「ばりよか〜」も教えてくればよかった、笑。
商売に役立つようなのをいくつか教えてきました。
エジプトでちっご弁をしゃべってる男の子がいたらうれしい・・・・へへへ
アザーンね、アラビア語だからこそ異国情緒があってヨカッタけど、
あれが日本語だったらうるさかったかも、、、笑。